2021/02/24
2021/01/23
今日は高齢者デイサービスにおけるアクティビティで使える簡単クラフトをご紹介します。
節分にむけて参考にしてください。
高齢者の方のぬり絵とは、少し違うアートです。
用意するものは、画用紙、黒い紙(色画用紙の黒をもみ込んでもよいし、包装紙でも結構です。)、赤、緑、黄色の小さな紙やフエルト。ぬいぐるみの中に入れるペレット。
黒い紙を海苔に見立てて、かぶり巻きを作ります。断面にペレットですし飯、その真ん中に人参、きゅうり、卵の小さな片を貼ります。お皿を描いたらできあがり。桝を描いて大豆をはったら、節分の制作ができます。
2021/01/22
節分の塩イワシとフキノトウ、タラの芽のぬりえを用意しました。
イワシの頭は柊の枝に挿して玄関に飾った物でした。
節分のお化けって覚えておられますか。
フキノトウやタラの芽の苦み、冬の間に体にたまった毒素を消すと言われています。
今年の節分は2月2日で、いつもより早いです。節分には豆まきをして鬼を払ったあと、塩イワシを焼き、鬼が嫌って戻って来ないようにしました。
こんな話をしながら、ぬり絵をして頂けると嬉しいです。
2021/01/15
高齢者デイサービスのレクリエーションとしてクルレのぬり絵を作っていますが、
コロナの影響で直接伺うことができなくなりました。
そこで、四季を通じてお使いいただけるようにぬり絵冊子にまとめました。
現場の方々に、会話のきっかけにして頂くために見本と関連するエピソードや豆知識を入れています。
参考にお使いいただけると嬉しいです。
ご意見、お問い合わせ、ご質問、ご注文は下記公式ラインにご登録の上、お寄せください。
公式ラインのURLは https://lin.ee/rPQQfWc
2018/01/11
高齢者デイサービスの活動にアートで参加して10年が経ちました。
初期からおられる方もあり、日々の活動に役立てていただいています。
言葉のいらない活動ではありますが、ぬり絵の課題を中心に会話を楽しみたいという思いで、課題を作っています。
女性の方々は、花や自然を切り取ったものがお好き、男性の方々は、遊び心をくすぐるような課題がお好きと、毎週の課題を考えるときにそれぞれの利用者の方の好みを思い浮かべながら作っています。
今週は、十日恵比寿と日が重なったこともあり、福をかき集める熊手を題材にしました。
商売をされていなかった方もえべっさんはなじみが深く、理解が深く楽しい作品ができました。
2018/01/04
昨年は、展示期のお知らせだけをして、結果をアップしていませんでした。
明石文化博物館で行い、ほんとにたくさんの方にご覧いただきました。
障がいを持つ会員さんの多いクルレでは、晴れの舞台を経験してもらえるように展示会を一年に一度企画しています。
10年、20年と長いお付き合いをしている方も沢山います。彼らの変化を見ることで、来てくださる方に感動と勇気をお伝えできていると思っています。
絵画には、自分で選び取っていく自由があります。その清々しさを皆さんがくみ取ってくださるようです。
残念ながら、今年の7月にも明石文化博物館での展示会を考えていたのですが、会場の抽選に外れてしまいました、いまから新しい会場探しをしないといけません。クルレの活動を見ていただける機会のため、情報を集めたいと思います。
2017/06/05
季節を追いかけて日々の作品を考えています、気がつけば夏がすぐそこで、恒例の展示会まで1ケ月です。
形を捉えることができるようになった子どもたちが、質感や量感はどうしたら表現できるのかをかんがえています。テクニックを教えることはやさしいことですが、子どもたちが触覚や臭覚を使って考えてほしいと思っています。今年になって、木の肌、魚、ざらざらした果物等続けて用意しました。
どんな反応だったのか、展示会をご覧いただきたいと思います。
2017/05/15
このたび「クルレ作品展示会2017」を、下記の通り開催する運びとなりました。
皆様のご来場、お待ち致しております。
日時)2017年7月5日(水)~2017年7月9日(日) 午前10時~午後18時
場所)明石市立文化博物館2Fギャラリー(入場料無料)
車でお越しの方は駐車場をご利用下さい(有料)
2017/01/28
アトリエも、畑も実体験の場所です。
言葉の理解は大切なことですが、見て理解し、自然と体が動くということの重要性も忘れてはならないと思っています。
分かりやすく提案し、目の前の課題を了解するという関係を作りたいとも思っています。全身に感じる空気(畑では本当に空気です)、大根が話かけてくれる感覚を是非経験してほしいと思います。
最近、外部からの依頼で親子のアート活動に呼んでいただくことも多くなりました。ちょっとしたクラフトを年齢に合わせて作品を選んでいきます。楽しんで参加してもらっていますが、少し難しいとお手上げ状態で待ってしまう子どもも見受けられ、気になっています。クルレからもお母さんたちにもっと子どものことを知ってもらえるようなアプローチをしていこうと思います。
クルレの子どもたちに、新しい課題を提示すると「やろう」としてくれます。
難しそうと言いますが、できないと言いません。
難しそうだけどやれると信じています。
これは時間をかけて、子どもたちが「自分」を育ててきたからだと思うのです。
体で感じる、指先で考える、やってみる、この積み重ねが子どもを育てていくように思えます。
2017/01/15
アトリエ(絵画教室)での制作は、子どもとの会話でありたいと思っています。学校から帰って来た時の気分や、初めて見た物への驚きを紙面に表してくれます。私たちはそれをしっかりと受け止めます。描画は、視覚で経験したものとそこから広がるイメージです。私たちの想像力を総動員して子どもの描画を受けとめ、その気分を認め言葉で返していきたいとおもいます。年齢が上がるにつれて、だんだん言葉が少なくなってきます。小学低学年の時は考えていることを全て話していた人も、高学年になると学校のことも話してくれなくなります。何か嫌なことがある時、淋しいとき、嬉しいとき、無心に描いたり作ったりすることで、自分自身を癒すことができます。理解してくれている人と話をするように描画そのものが安心をもたらしてくれます。大人になっても、言葉を使わないコミュニケーションツールを持っていてほしいと思います。